【ベテランママが解説】しつけと甘やかしの境界線とは?

新米ママ
新米ママ

しつけと甘やかしの違いてなんですか?

きぃ先生
きぃ先生

しつけと甘やかしの境界線て難しいですね。

新米ママ
新米ママ

よく分かってなくて、いつも迷います。

きぃ先生
きぃ先生

よく相談される内容なので焦らずに参考にしてくださいね。

はじめに

  • 「しつけ」と「甘やかし」の境界線は非常に繊細で、子どもの成長に大きな影響を与えます。以下のポイントを意識することで、適切なバランスを保つことができます。

しつけとは

  • 子どもが社会で自立して生きていくための基本的なルールや習慣を教えることです。
  • 必要に応じて手助けをしながらも、子ども自身が努力して課題を乗り越える機会を与えることが重要です。
  • 「しつけ」は子どもの成長を信じて見守ることです。

甘やかしとは

  • 子どもが自分でできることを親が先回りしてやってしまうことや、物質的な要求に過剰に応えることを指します。
  • 「甘やかし」により、子どもの自立心が育たず、自己解決能力が低下する可能性があります。
  • 「甘やかし」は子どもの成長の機会を奪うことです。

境界線の見極め方

  • 子どもが頼ってきたとき、それが心理的な安心感を求める「甘え」なのか、自立心を妨げる「甘やかし」なのかを見極めます。
  • 子どもの情緒的な甘えは受け止めつつ、必要なルールや我慢は教えることが大切です。
  • 疲れているときや体調が悪いときは甘えさせても問題はありません。
  • 体調不良の甘えは、安心感や自立の土台になります。

年齢別しつけのポイント

  • 小学入学前:社会性が育つ時期なので、ルールやマナーを繰り返し丁寧に教えます。
  • 小学生:本人の納得感を大切にしながら、なぜそうするのかを考えさせます。
  • 中学生以降:親がしつけるから見守るや対話するに変化する時期です。
  • ※しつけは年齢によってアプローチを変えることが大切です。
  • ※「教える」→「考えさせる」→「見守る・対話する」と、年齢に応じて役割が変わっていきます。

しつけと甘やかしの比較

しつけ甘やか
自立や成長を促す自立を妨げることが多い
必要な時は我慢や努力を教える我慢や努力の機会を奪う
子どものためを思って行動する親の都合や心配から行動する
子どもが自分でできることは見守るできることも親がやってしまう

さいごに

  • 「甘えさせる」ことは愛情表現として必要ですが、「甘やかす」ことで子どもの成長機会を奪わないように注意しましょう。
  • 一貫性のある対応と親自身の冷静な判断が求められます。
  • ※一貫性のある対応とは:親が毎回、同じように対応することで、子どもがルールを理解しやすくし、子どものストレスが軽減します。
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