【高校受験】模試の結果が悪かった時に見直すべき科目と勉強の優先順位

「模試の結果が思ったより悪くて、どこから勉強し直せばいいのかわからない…」
そんな不安を感じていませんか?

多くの受験生がやりがちな失敗は、結果が悪かった科目=苦手科目から手をつけること。
しかし、短期間で成績を上げたいなら、「得点が伸びやすい科目」から取り組むことが最も効率的です。

きぃ先生

この記事では、模試の結果が悪かったときに見直すべき科目優先すべき勉強の順序、そして今後の対策法をわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 模試の結果が悪かったときに絶対やってはいけない行動と、正しい見直し手順
  • 得点が伸びやすい科目の特徴と、効率的な勉強の優先順位の決め方
  • 成績が上がる人が実践している模試後のルーティンと学習スケジュール例
目次

模試の結果が悪かったときにやってはいけないこと

  1. 苦手教科ばかりに時間を使う
  2. 模試の結果を見直さず、次の勉強に進む
  3. 全教科を一気にやり直そう」と詰め込みすぎる
  4. 点数だけを見て落ち込む
  5. 苦手な単元を最初から完璧にしようとする
きぃ先生

得点が伸びやすい科目」や「ケアレスミスが多かった単元」から改善する方が、短期間で結果が出やすく、モチベーションも上がります。

模試後にやるべき行動リスト

  1. 模試結果を見直し、「なぜ間違えたか」を3分類する(知識不足・ケアレスミス・時間不足)
  2. 得点率60%未満の科目をチェックし、平均点より低い科目を優先する
  3. ケアレスミスやスピード不足など「短期間で改善できる部分」から修正する
  4. 模試の見直しノートを作り、間違い・原因・対策を1ページにまとめる
  5. 次の模試までに「小さな成功体験」を積む計画を立てる
きぃ先生

模試後に大切なのは、「落ち込むこと」ではなく「原因を見つけること」が大切。冷静に結果を分析し、“伸びやすい科目”から立て直す のがポイントです。

得点が伸びやすい科目から始めよう

きぃ先生

模試後に最初に取り組むべきは、得点が伸びやすい科目です。

得点が伸びやすい科目の特徴

  • ケアレスミスが多かった
  • 問題のパターンはわかっていた
  • 解けるのに時間が足りなかった
きぃ先生

このような科目は「知識」よりも「慣れ」や「見直しの習慣」で改善できるため、短期間で成果を出せます。

なぜ「得意を伸ばす」ほうが成績が上がるのか

  • 自信がつくと他教科へのモチベーションも上がる
  • 得点源を確保できることで、苦手科目の失点をカバーできる
  • 点数アップを早く実感でき、継続しやすい

まず見直すべき科目はどれ?【優先順位の考え方】

  • 苦手科目×配点の高い科目」から見直す
  • 入試での得点バランスを意識する(例:数学・英語重視)
  • 短期間で伸ばせる科目」と「時間がかかる科目」の違いを理解
  • 短期間で伸ばせる科目:社会・理科の暗記系
  • 時間をかけて底上げが必要な科目英語・数学・国語
状況優先順位理由
得点率50〜60%で平均点より下★★★(最優先)すぐに改善できる伸びしろが大きい
得点率30〜50%★★基礎知識の見直しで確実に上がる
得点率70%以上でもミスが多い★★精度・スピード強化がカギ
得点率30%未満基礎固めをコツコツ進める段階
きぃ先生

最初の1〜2週間は★★★の科目を集中攻略「伸びやすい科目から上げる」ことで、成績全体を底上げできます。

教科別の見直しポイント&オススメ単行本

英語

  • 単語・文法の基礎に抜けがないかチェック
  • リスニング・長文は「設問パターン」を研究する
  • 間違えた問題はノートにまとめて復習

\ベストセラー1位の英単語帳/

\ポスターとして活用すると便利/

数学

  • 計算ミス・理解不足を区別
  • 間違いの原因を「手順」単位で分析する
  • 苦手分野(関数・図形など)は早めに復習

\三択問題が解ける公式無料アプリ付き/

\数学の公式ポスター/

国語

  • 記述・選択問題の根拠を確認
  • 漢字・文法などの基礎問題で失点していないかチェック

\国語学習の基本を一冊/

理科

  • 用語暗記の抜け漏れを確認
  • 実験問題は「なぜその現象が起こるのか」を言葉で説明できるように

\過去の入試問題を分析/

社会

  • 年号・地名・人物を「語呂合わせ」や「地図・写真」とセットで覚える
  • 模試の設問を“似た問題を自作する”形で復習

\地理・歴史・公民の各分野で「でる順」/

成績が伸びる人の模試後ルーティン

STEP
結果を「分析ノート」にまとめる

模試を受けたら、まず原因を見える化しましょう。

  • 間違えた問題とその理由(知識不足・ケアレスミス・時間不足)を記録
  • どう直すか」を具体的に書く(例:1日10分の計算練習をする)
きぃ先生

ノート1冊にまとめると、次の模試前に見返しやすい。

STEP
間違えた問題を「3回復習」する

1回では覚えられません。忘却曲線に沿って復習しよう

  • 1回目:模試当日に解き直し
  • 2回目:翌日にもう一度確認
  • 3回目:1週間後に再チェック
きぃ先生

解けたらOK」ではなく、「なぜ解けたか」まで理解するのがポイント

STEP
次の模試までに「改善点を1つずつ潰す」

一気に全部やろうとせず、1週間に1つずつ集中

  • Week1:計算ミスを減らす
  • Week2:英単語を毎日10個覚える
  • Week3:理科の用語を出る順ターゲットで確認
きぃ先生

小さな成功体験を積み重ねることで、自信と成績が同時にアップ!

模試後におすすめの勉強スケジュール例

曜日内容
間違い直しノート作成(全科目)
英語の文法・単語確認
数学の苦手単元(例:関数)
理科の暗記分野復習
社会の一問一答・資料問題演習
土日模試のやり直し+過去問1年分
きぃ先生

このサイクルを1ヶ月継続できれば、偏差値は確実に安定します。

まとめ:模試は「弱点発見ツール」として活かそう

伸びる人は“模試の後”で差をつける
  • 模試の点数に一喜一憂せず、結果を分析して「伸ばしやすい科目」から立て直すことが大切
  • 苦手克服よりも、得点源を増やす勉強順序が成績アップの最短ルート
  • 模試後のルーティンを作り、次の模試までに小さな成功体験を積むことで自信と実力が伸びる

この記事を書いた人

・個別学習塾経営
・経歴26年
・現役塾講師
・ベテランママ

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