【中高生必見】国語力と読解力の違いと読解力の勉強法を紹介

きぃ先生
きぃ先生

問題文の意味がわからずに困ったことはありませんか?

それは読解力が足りないサインかもしれません。

読解力を伸ばすコツをわかりやすく紹介します。

国語力とは

  • 国語力とは、文章を「読む力(読解力)」と「書く力(表現力)」、さらには「話す力」「聞く力」など、日本語を使いこなす総合的な力です。
  • 具体的には、文章を理解する力(読解力)、自分の考えを文章で表現する力(表現力)、語彙力、論理的思考力などが含まれます。
  • 例えば、文章を読んで内容を理解し(読解力)、自分の意見や感想を適切な日本語で書いたり話したりできるのが国語力です。

読解力とは

  • 読解力は、文章や言葉を正確に読み取り、内容や意図を理解する力です。
  • 具体的には、「登場人物の気持ちを推測する」「筆者の主張を読み取る」「文章の要点を整理する」などが挙げられます。
  • 文章の意味や背景、作者の意図を読み解き、情報を整理・要約する力が中心です。

国語力と読解力の違いのまとめ

項目国語力読解力
定義日本語を使いこなす総合的な力文章を読み理解する力
含まれる力読む・書く・話す・聞く・語彙力など読む力(理解・要約・推測)
具体的読解力・表現力・語彙力
論理的思考力
内容や意図を理解する力
  • 国語力は「読む・書く・話す・聞く」など日本語全体の運用能力を指します。
  • 読解力はその中の一要素で、文章を正確に理解する力です。
  • 例えると、国語力は「スポーツ全般の力」、読解力は「その中の走る力」にあたります。

読解力の勉強法

  • 音読の繰り返し:同じ文章を繰り返し音読することで理解が深まります。毎日10分、1つの文章を30回ほど読むのが効果的です。これを1年続けると、初見の文章でも理解度が大きく向上します。
  • 語彙力を増やす:わからない言葉はすぐに調べ、語句ノートにまとめるなどして語彙を増やすと、文章の意味が理解しやすくなります。
  • 要約練習:読んだ内容を短い文章でまとめる要約練習は、内容を正確に読み取る力を養います。要約したものを誰かに伝えるのも有効です。
  • 精読と文構造の理解:接続詞や指示語(「つまり」「一方」など)に注目し、文章の構造や筆者の主張を意識して読むことで、論理的な読解力が高まります。
  • 多様なジャンルの読書:小説だけでなく、説明文や評論など様々なジャンルの文章を読むことで、幅広い語彙や論理展開に触れることができます。

ポイントまとめ

  • 音読と反復
  • 語彙力アップ
  • 要約・アウトプット
  • 精読と文構造の意識
  • 多ジャンル読書
  • これらを継続的に学習することで、読解力は確実に伸びます。

さいごに

  • 読解力がつくと、国語だけでなく英語の長文問題もスムーズに読めるようになります。
  • 数学では問題文の条件を正しく読み取るようになり、ケアレスミスが減ります。
  • 理科や社会も、資料や文章問題が増えているので、読解力があると内容を素早く理解でき、得点に結びつきます。
  • 読解力を鍛えることは、すべての教科の成績アップにつながるのです。

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