大学か専門学校か迷ったらメリット・デメリット&年収の違いを解説

この記事でわかること
  • 大学進学と専門学校進学、それぞれのメリット・デメリットが理解できる
  • 大学卒と専門学校卒の建築士の年収やキャリアの違い
  • 自分に合った進路を選ぶためのポイントや参考になる情報が見つかる
目次

大学進学のメリット・デメリット

大学のメリット

  • 幅広い知識・教養が身につき、就職先の選択肢が広がる
  • 大卒求人は初任給や生涯年収が高めになる傾向
  • 就活の選択肢が多く、キャリアアップの可能性も

大学のデメリット

  • 学費・生活費を含めると数百万円以上の負担
  • 卒業までに4年かかる
  • 明確な目標がないと時間とお金を無駄にする可能性も

専門学校進学のメリット・デメリット

専門学校のメリット

  • 実践的なスキルが短期間で身につく
  • 専門職への就職がしやすく、就職率が高い
  • 学費は大学よりも抑えられるケースが多い

専門学校のデメリット

  • 就職先が専門分野に限られる
  • キャリアアップや転職で大卒に比べ不利になることも
  • 一部の職種は収入面で伸びにくい

大学卒の建築士と専門学校卒の建築士、年収の違いは?

例1: 大学卒の建築士(Aさん)

Aさんは、大学で建築学科を専攻し、卒業後に大手ゼネコンに就職しました。1級建築士の資格を取得し、プロジェクトマネージャーとして活躍しています。

  • 初任給:27万円(大手ゼネコン)
  • 年収(30代後半):約650万円
    進行中のプロジェクトが多く、昇進も順調で、年収は安定しています。
  • 年収(50代):約900万円
    役職が上がり、部門のマネジメントを担当するようになり、年収が大幅にアップ。

例2:専門学校卒の建築士(Bさん)

Bさんは、専門学校で建築士の資格を取得後、地域密着型の設計事務所で働いています。実務経験を重ね、スキルを身につけながら現場で活躍しています。

  • 初任給:21万円(地域設計事務所)
  • 年収(30代後半):約450万円
    専門的なスキルを活かし、設計や現場監督を担当。給与は安定していますが、昇進の機会は少なめ。
  • 年収(50代):約600万円
    一級建築士として自らの事務所を持つなど、独立して年収は増加。大手企業よりは少し低いですが、専門職として安定した収入を得ています。

大学卒と専門学校卒の年収比較まとめ

きぃ先生

自分のライフプランや目標に合わせて進路を選ぶことが大切です。

大学卒の平均初任給と生涯年収

  • 大学卒の建築士は大手企業やマネジメント職を目指しやすく、年収が高くなる傾向がある
  • キャリアの選択肢を広げたいなら大学進学が有利
きぃ先生

大卒の平均初任給:約23万円/生涯年収:約2.5億~3億円

専門学校卒の平均初任給と生涯年収

  • 専門学校卒の建築士は即戦力としてスキルを早く身につけ、現場で活躍しやすい
  • 専門学校卒は昇進や年収アップの伸びに制限がある場合もある
  • 専門職として早く実務経験を積みたいなら専門学校がおすすめ
きぃ先生

専門卒の平均初任給:約20万円/生涯年収:約2億~2.5億円

進路選びで後悔しないためのポイント

  • 将来の職業・ライフプランを明確にイメージする
  • 「大学」「専門学校」両方の資料を取り寄せて比較
  • 学費・就職率・年収・将来の転職まで幅広く検討

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まとめ:大学・専門学校それぞれの強みを理解することが大切

メリット・デメリットを知って納得の選択
  • 大学は幅広い知識と選択肢が魅力。将来のキャリアの幅を広げたい人向け
  • 専門学校は実践的なスキルを早期に習得し、即戦力として働きたい人向け
  • 年収は大学卒の方が高い傾向だが、専門学校卒も現場での活躍で安定収入が可能
  • どちらもメリット・デメリットがあるため、自分の将来像や希望に合わせて選ぶのが重要
きぃ先生

どちらが自分の希望や性格、将来像に合うかを考えて選ぶことが重要

この記事を書いた人

・個別学習塾経営
・経歴26年
・現役塾講師
・ベテランママ

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