【中高生必見】大学選びのポイントをわかりやすく紹介

きぃ先生
きぃ先生

進路の話が本格的になってくると、誰もが一度はぶつかるのが「大学選び」の悩みです。

同じ学部名でも学べる内容が違うことがあるので、大学の公式サイトを検索したりオープンキャンパスに参加しましょう。

大学選びのポイント①

  • 興味・関心のある分野かどうか:自分が何に興味を持ち、何を深く学びたいのかを明確にする。
  • 学べる内容・カリキュラムの詳細:同じ学部でも大学ごとに学べる内容が異なるため、シラバスや授業内容を確認する。
  • 将来の職業や資格との関連性:取得できる資格、卒業後の進路や就職実績を調べ、将来像と合っているかを確認する。
  • 自分の適性や強みが活かせるか:自分の得意分野と学部の特性が合っているかを考える。
  • 文系・理系の違いや分野の特徴:学問分野の違いを理解して選択する。
  • 学びたいジャンルの専門性:特定の分野に強い大学や学科を選ぶことで、より深い専門性を身につけられる。
  • これらを踏まえ、自己分析と情報収集をしっかり行い、自分の将来像とマッチする学部・学科を選びましょう。

文系と理系の分野の特徴

分野主な学部・分野特徴
文系法学部・経済学部・文学部・教育学部・社会学部など人や社会、文化を多角的に研究。幅広い業界への就職が可能だが、専門スキルは分野による
理系医学部・薬学部・工学部・理学部・農学部・歯学部など自然現象や技術を科学的・論理的に研究。専門スキルが身につきやすく、就職先が専門分野に直結しやすい
  • 文系は人間や社会理系は自然や物質を主な対象とし、学び方や将来の進路にも違いがあります。自分の興味や得意分野に合わせて選ぶことが大切です。

国立・公立・私立の違い

大学種別運営主体主な資金源学費入試科目数・方式
国立大学国立大学法人(国)国の税金安い5教科7科目が主流
公立大学公立大学法人(自治体)地方自治体の税金安い3~5教科など様々
私立大学学校法人(民間)主に学費・寄付金高い1~3教科が主流、方式多様
  • 国立大学:国が運営し、学費が安く、研究環境が整っています。入試は科目数が多く難易度は高めです。
  • 公立大学:都道府県や市町村など自治体が運営。学費は国立と同程度で、入試科目や方式は大学ごとに異なり柔軟です。
  • 私立大学:民間の学校法人が運営し、学費は高め。入試科目が少なく、方式も多様で、独自の教育方針や特色を持つ大学が多いです。

国公立大学と私立大学の就職率

  • 厚生労働省の最新データ(令和6年3月卒業者)によると国公立大学の就職率は98.5%私立大学は97.9%でどちらも非常に高い水準です。※出典:厚生労働省公式サイト
  • この傾向は過去の調査でもほぼ同様で、年によっては差が数%程度になることがありますが、基本的には大きな違いはありません。
  • 就職のしやすさは大学の設置区分(国公立・私立)よりも、個々の大学や学部、就職支援体制、地域性などの影響が大きいとされています。

大学選びのポイント②

  • オープンキャンパスへの参加:実際に足を運んで雰囲気や学生生活を体感する。
  • キャンパスの立地・雰囲気:通学のしやすさや、キャンパスの雰囲気が自分に合うかも重要です。
  • 学費や奨学金制度:費用面も現実的に検討し、奨学金の有無も確認する。
  • 将来の職業や資格とのつながり:学んだことが将来の進路や職業にどう活かせるかを考える。

さいごに

  • 大学選びは、将来の仕事や生き方につながる大切な決断です。
  • 偏差値や知名度だけで判断せず、「何を学びたいか」「どんな環境で成長したいか」を考えいることが大事です。
  • 自分で考えて選んだ道なら、進路後に迷っても前向きに乗り越えていけます。
  • 情報に流されず、自分の軸を持って選ぶことが後悔しない大学選びにつながります。
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