【中学生】英検は受験までに何級まで取るべき?勉強法&問題集

この記事でわかること
  • 英検が高校・大学受験の内申や推薦でどのように有利になるか
  • 英検合格のための具体的な勉強法や問題集の活用方法
  • 効率的な学習手順や弱点補強のポイントを知り、実践できる
目次

英検は高校・大学受験に有利?

高校の内申・推薦に有利になる理由

  • 英検を取得していると、内申点が加点されたり、推薦入試の条件を満たせる学校がある
  • 特に一部の高校では、英検準2級以上で英語試験が免除されたり、得点が加算される優遇措置もある
  • 推薦入試の条件に英検級が含まれていることも多いため、早めの取得が有利

大学の内申・推薦に有利になる理由

  • 多くの大学で「英語外部検定利用入試(外検入試)」が導入されており、英検の級やスコアが出願資格、点数加算、英語試験免除などに使われる
  • 特に英検2級以上を持っていると、優遇設置を受けられる大学が大幅に増える
  • 準1級なら難関大でも有利になる場合があ
きぃ先生

優遇内容や必要な級は学校によって異なるため、志望校の条件を事前に確認することが重要です。

高校受験で有利になったAさんの事例

生徒Aさんは、小4で英検5級に初挑戦。そこから毎年1つずつステップアップし、中1で3級中3の夏に準2級に合格しました。

英語が得意科目になり、志望する公立高校では内申加点の対象になり、面接でもコツコツ続けてきた努力が評価され、第1志望校に見事合格しました。

さらに、地元自治体が実施する海外ホームステイブログラムの選考会では、英検準2級を持っていることが評価され「現地でもしっかりコミュニケーションが取れるはず」と合格しました。

高校入学後は、大学受験で英検2級が活用できることを知り、すぐに対策をスタートしています。

英検2級以上は、多くの大学で出願資格や得点換算として利用できます。英検は中学・高校・大学受験と、一貫して強い味方になります。

英検の勉強法とおすすめ問題集

過去問を繰り返し解く

きぃ先生

実際の出題傾向や時間配分に慣れるため、過去問を何度も解きましょう。

\最新の過去問を5回分収録/

  • 英検の過去問を使った勉強はとても効果的
  • 必ずしも最新版の問題集を使う必要はない
  • 数年前の過去問でも十分に力がつく
  • 英検は年度によって出題傾向が急激に変わることはない
  • 形式や時間配分は基本的に一定
  • 3~5年分の過去問を解く方が、本番に強くなる

単語・熟語を暗記する

  • 受験級にあった単語集を使い、頻出語彙や熟語を徹底的に覚えます。
  • 発音も一緒に覚えるとリスニング対策にもなります。

\英検単語集の超定番/

きぃ先生

この単語集を使い、1日5~10分のスキマ時間を活かして、一問一答形式でコツコツ積み重ねるのがとても効果的です。

英作文の練習

きぃ先生

自分で英作文を書き、声に出して読む練習を習慣化します。

\英作文がスイスイ書ける/

リスニング対策

きぃ先生

英語の文章を声に出して読み、リスニング問題や英語音声を繰り返し聞いて耳を鍛えましょう。

\リスニング問題に特化した対策/

英検2次は準備で克服

  • 英検2次試験の合格には、音読練習と実際の会話の経験がカギになります
  • 音読で正しい発音やイントネーションを身につけましょう

\10日で面接試験を攻略/

効率的な学習のポイント

苦手分野を重点的に補強する

  • 弱点を把握する:過去問や模試で間違えた問題を確認
  • 重点的に練習する:苦手な単元や問題形式を繰り返し解く
  • 復習スケジュールを立てる:時間をあけて繰り返し復習し、記憶を定着させる
きぃ先生

苦手を見える化して集中補強するのがポイントです。

復習をこまめに行う

  • 間違えた問題をすぐ見直す:忘れる前に復習して理解を深める
  • 短時間で何度も繰り返す:少しずつ定期的に学習して定着させる
  • 復習用ノートや記録を活用:間違いや弱点をまとめて、効率的に振り返る
きぃ先生

「こまめに・繰り返す・記録する」が復習のコツです。

目標時間を決めて演習する

  • 本番を意識した時間設定:試験時間に合わせて解くことで実戦力がつく
  • 集中力を高める:時間を区切ることでダラダラせず効率的に学習できる
  • 達成感でモチベーションUP:目標時間内に終えられると自信につながる
きぃ先生

「時間を意識して演習する」ことが、英検本番の得点力につながります。

学習手順

過去問を効率的に解く方法

本番同様に時間を計って解く

  • 試験環境を再現:実際の試験時間で解くことで本番の感覚に慣れる
  • 時間配分の練習:どの問題にどれくらい時間をかけるかを確認できる
  • 集中力とスピードの強化:制限時間内に解くことで効率よく解答できる力がつく
きぃ先生

本番を意識した練習が得点アップの近道です。

解答後は必ず復習・分析する

  • 間違えた箇所を確認:どこで間違えたかを正確に把握する
  • 原因を分析:知識不足か、ケアレスミスか、時間配分の問題かを見極める
  • 次回に活かす:弱点を重点的に復習し、同じミスを繰り返さない
きぃ先生

復習と分析をセットにすることで、学習効果がぐっと高まります。

弱点を把握し、重点的に対策する

  • 苦手分野を明確にする:過去問や模試で間違えた問題を確認
  • 重点的に学習する:弱点に関連する問題や単元を繰り返し解く
  • 理解を定着させる:暗記だけでなく、仕組みやルールを理解して応用力を高める
きぃ先生

「見つけて、集中して、定着させる」が弱点克服のポイントです。

定期的に繰り返し解く

  • スケジュールを決めて復習:週に1回や2回など、計画的に繰り返す
  • 間隔をあけて反復:短期間で何度も解くより、少し時間を置く方が記憶に残りやすい
  • 成果を確認する:解くたびに正答率や理解度をチェックして弱点を把握
きぃ先生

「繰り返し+間隔+チェック」が効率的な定着のコツです。

得点やミスの記録をつける

  • 正答率を把握する:どの単元や問題で点数が取れているかを確認
  • ミスの傾向を分析:ケアレスミスなのか理解不足なのかを見極める
  • 次回の学習計画に活かす:弱点を重点的に復習し、効率よく得点力を上げる
きぃ先生

「記録して分析する」ことで、学習の効果が格段にアップします。

英検CSEスコアを基準にする大学もある

  • 英検CSE(Common Scale for English)スコアとは、英検(実用英語技能検定)の成績をより客観的かつ細かく示すためのスコア方式
  • 級の合否だけでなく、英語力のレベルや成長を数値で把握できる仕組み
項目内容
導入目的合否だけでなく、英語力を数値で可視化するため
スコアの範囲0~3000点(技能ごとに750点満点x4技能)
対象技能Reading(読む)Listening(聞く)
Writing(書く)Speaking(話す)
合格基準級ごとに設定された合格ラインをCSEスコアで判断(技能ごとの点数+総合点で判断)
  • 英検3級合格目安:CSE1100点程度
  • 英検準2級合格目安:CSE1980点程度
  • 英検2級合格目安:CSE2150点程度

英検2級CSEスコアの概要

技能満点合格目安スコア
Reading750点約520点以上
Listening750点約520点以上
Writing750点約520点以上
Speaking750点約520点以上
合計3000点2150点以上(4技能合計)
  • 4技能すべてがバランスよく取れていることが重要
  • どれか1つが極端に低いと、他が高得点でも不合格になることがある
きぃ先生

英検2024年度から一部級の形式が変更されたため、受験級に応じて公式サイトで最新情報をチェックすると安心です。

まとめ:英検は高校・大学受験に有利になる

英検で未来の進路をサポート
  • 英検は、高校・大学の入試や推薦で有利になる資格
  • 英語の内申点アップ、推薦基準のクリア、英語試験免除や加点に直結
  • 英語力の証明になるだけでなく、勉強のモチベーションアップにも効果大

この記事を書いた人

・個別学習塾経営
・経歴26年
・現役塾講師
・ベテランママ

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