

中学生のママ
公立高校を受験することになりました。親の役割てありますか?

きぃ先生
高校受験の主役は子ども本人、親は子どもの意思や主体性を尊重し、サポーター役に徹することですね。

中学生のママ
どんなことに注意しながら、サポートすればいいですか?

きぃ先生
高校受験の準備を効率的にサポートするためのポイントを紹介します。
参考:【受験生の心構えと勉強の仕方はこちら】
受験の基本ステップを把握する
- 志望校の情報収集:志望校の入試制度や出題傾向を志望校の公式サイトで確認する。
- 基礎固め:教科書の範囲の例題や基本問題を確実に解けるようにする。特に定期テスト対策を徹底することで、内申アップにもつながります。
- 過去問演習:過去問を解いて出題傾向や自身の実力を把握し、苦手分野を重点的に復習する。
- 学習計画の作成:入試日から逆算してスケジュールを立て、中学3年生の夏休み以降は集中して学習ペースを上げることが重要である。
公立高校の過去問を入手する
- 都道府県教育委員会のウェブサイト:教育委員会が過去問を無料で公開しておりPDF形式でダウンロード可能です。
- 書店で購入:地元の書店やオンラインショップで、過去問題集が販売されています。解説付きで数年分収録されているものが一般的です。
- 新聞:入試翌日の新聞に問題が掲載されます。
志望校の情報収集と学習計画
- 志望校や受験制度の情報を集め、必要な内申点、偏差値、通学距離などの基本データを一緒に調べる。
- 定期テスト対策から入試本番までのスケジュールを一緒に可視化する。
健康管理と家庭環境を整える
- スマホ・ゲームとの付き合い方を見直すタイミングなのでよく話し合う。
- 勉強時間は「量より質」を意識し、集中できる家庭環境を整える。
- 規則正しい食事や睡眠をサポートし、体調を崩さないよう見守る。
塾の活用
- 学校の授業と塾の授業を連携させ、予習・復習やテスト対策を徹底してもらう。
- 塾ではプロの指導やテクニックを活用し、学校でカバーしきれない部分を補ってもらう。
モチベーション維持をサポート
- 志望校の魅力や将来の夢を再確認し、子どもの努力がどう繋がるかを意識する。
- 成績が伸び悩んだときは「原因探し」ではなく「対策」にフォーカスする。
メンタルケア
- 不安や緊張は信頼できる人や学校・塾の先生に相談し、一人で抱え込まない。
- 子どもの不安やストレスに寄り添い、リラックスできる時間も作ってあげる。
さいごに
- 子どもの主体性を尊重しながら、必要なときにそっと手を差し伸べる。
- 親自身が冷静でいることで、子どもに安心感を与える。
- 合格よりも「やり切った経験」を残すことが、次の成長につながる。
- 志望校や進路については子どもの意見を尊重し、無理に押し付けない。